南インド旅行の最後に、南インドで強力だった元マイソール王国の首都、マイソールに寄りました。夜中に到着したので、ひとまず寝るためのホステルを探しまし
た。南インドをぐるっと回ってお金もそこそこ使っていたので、特に安いホステルの一番安い部屋に滞在することにしました。
1泊200円もかからない、超激安ホステル部屋です。
エアコンもバスルーム、洗面台、扇風機もありませんし、カビだらけでさわっただけで病気になりそうな毛布と枕があるだけです。ベッドシーツや枕カバーすらありません。
朝起きて、毎日の日課だった新聞を読むために、街のスタンドで売っている英字新聞をすべて買って部屋に戻りました(インドでは、英字新聞を10コ買っても、日本円で100円くらいです)。
部屋のベッドに座って新聞を読んでいると、何やら部屋のドアが密かにカタカタ音を立てはじめました。
「なんだろうな」と思いながらも、部屋の鍵はかかってるし、ここはインドだから何が起きてもしょうがないな、とあきらめた気持ちで、大好きな新聞読みを続けていました。
音が立ち始めてから5分ほどすると、とうとうドアの鍵が開いて人が部屋の中をのそっとのぞいてきました。
「何かしてほしいことはあるか?」そのインド人は聞いてきました。見たところ、そのインド人は明らかにホステルのスタッフなようです。
「何も」私は答えました。
「本当に?」彼は聞いてきます。
(っていうか帰れよ!!!!)なんて思いながらも、インド人に怒ってもしょうがないので、「ないよ」と答えてあげました。
彼は、部屋にのそのそっと入ってきて、5分くらいぼんやりした後、静かに去っていきました。
対策:安ホテルには泊まらない。
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