2013年3月27日水曜日

【英語学習】そうだったのか!日本人が英語ができない本当の理由

問題が発生したときには、原因がわからないと、問題解決は難しいですよね。

日本人の英語も一緒です。英語ができないのなら、どこかにある原因を突き止めなければなりません。



今回のブログでは、その原因とやらを突き止めていきます。

なぜ日本人は英語が苦手なのでしょう?

英語が苦手な理由①必要がなかった

そもそも、日本人にとって、英語は必要だったのでしょうか?

 これまで、日本にはほとんど同じような日本人ばかりが住んでいて、コミュニケーションは日本語で事足りました。それどころか、文化も知ってる知識もそっくり同じように共有しているので、口数すらそんなに必要ない環境でした。

そんな中、英語は必要でしたでしょうか?いらないですよね。

英語がなくても、先進国の1つとして、一時はジャパンアズナンバーワンともてはやされるほどの存在感を発揮できていました。そのため、英語力向上に手間をかけてもコストパフォーマンスが低く、そのため真剣に英語力向上を試みる人が少なかったのです。


英語が苦手な理由②やり方が間違っていた

たとえ一生懸命英語を勉強したとしても、やり方が間違っていたら英語力は一向に伸びてこないですよね。以前のブログでお伝えしたように、日本語力ばかりが伸びる英語の勉強をしてきたので、英語力はまったくお粗末な状態が続いてしまいました。

英語で情報を得て、英語で考えて、英語で伝える訓練をしてこなかったため、英語力がこれまで微塵も伸びませんでした。


英語が苦手な理由③受身だから

日本では、中学、高校、大学と、アウトプットして人に何かを伝えることが重要視されてきませんでした。学校では人の注意を引かないおとなしい生徒、テストでよい成績をとってくれる生徒ばかりがちやほやされ、自分の意見を言うなんてことは、生意気なことかのような風潮がありました。

中学なら発言回数が内申点に響いたりするので、発言する人もいたでしょうが、高校ともなると授業中に手を挙げる人なんて皆無の学校も多いでしょう。私は、先生に何か聞かれてもすべて「わかりません」で通していました。なぜなら、それは「100%わかっている」という保障がないから。間違えることのリスクを取るに足るメリットが、当時の学校環境にはありませんでした。

日本の学校教育のような、実社会からかけ離れたワンダーランドでは、アウトプットなしの自己満足でもうまくいくのでしょう。与えられた情報を受け取っているだけでいい。しかし、普通の当たり前の社会では、何かしらのアウトプットを出すことで問題を解決し、社会をよりよくすることが求められるため、それではうまくいきません。

それは、日本語、英語を問いません。日本の大学を出たばかりで、社会人としてすぐにやっていけるだけの日本語力を持った人が、はたしてどれだけいるのでしょうか。

正直、まじめな日本人であれば、英語力が乏しくても勉強ばっかりすればアメリカの大学を卒業するのは余裕です。でも、英語力が伸びるかはまた別問題です。

英語力を鍛えるには、受身で英語のシャワーを浴びるだけではいけません。英語を聞いたらそれをコンピュータのように横流しすればよいのではなく、そこから自分で英語で考える、そして英語で伝える行為がなければ、英語ができることにはなりません。そこにはあなた自身の主体性が不可欠です。


英語が苦手な理由④だれも相手してくれないから(逆の例は赤ちゃん)

ところで、赤ちゃんは、どうやって言葉を学んでいくのでしょう?生まれたばかりの頃は、単語1つすら知らない、パパ・ママすら言えない状態からスタートするのです。

一人前になるには数十年の年月がかかりますが、それでも、赤ちゃんはほぼ例外なくそれなりの言語能力を身に付けることになります。不思議ではありませんか?

赤ちゃんと私たち大人の決定的な違いは何か?それは、周りの人によるケアです。

赤ちゃんは、常に両親などの大人からの手厚いケアを受けています。赤ちゃんはこの上もなくかわいいし、ありえないくらいにか弱い。だから、赤ちゃんも、そのケアに応えるために、すくすくと成長するわけです。

一方、大人はどうか?大人をケアしてくれる大人は、めったにいません。たとえいたとしても、そういう人はうっとうしいし、図々しいし、子供扱いしてくるから面倒くさい。

大人には、むしろ人をケアしないといけないことが多い。弟、妹もいるかもしれないし、後輩の世話、顧客の世話など、ケアをもらうどころかあげないといけません。

だれも手厚いケア、期待、コミュニケーションをしてくれないので、なかなか成長スピードが上がりません。


英語が苦手な理由⑤だめな環境にいた

④の理由につながる部分ですが、英語ができるようにならない最も根本的な原因は、あなたが英語ができるようになるための環境にいないことにあります。

日本の歴代首相を見てください。彼らは、大抵政界のサラブレッドたちです。両親も祖父母も、日本の政治において主要な役割を担ってきた人たちばかりです。

そんな人たちに囲まれると、小さい頃から権力のそばにいて、政治で力を発揮するために必要な人たちがすでに周りにいます。そして、知らず知らずのうちに、政治家としてあるべきスキルやマインドを持つようになります。

その結果が、日本の首相になるということなのです。

野田元首相も同じです。彼は政治家の家に生まれたわけではありませんが、早稲田の政経学部に入り、松下政経塾の門をたたき、松下幸之助の面接を受け、政治家志望の仲間に囲まれ、政治家となっていきました。

私が英語ができるようになったのも、環境のおかげです。親類にたまたま英語の重要性を知っている人がいて、たまたま留学できる環境があり、留学希望者の集まる学校で勉強することができて、アメリカの大学在学中にたまたまアメリカ人を彼女にできたおかげで、今の私の英語力があります。

あなたの周りの環境を見渡してみてください。あなたが英語ができないのは、これまでに英語ができるようになるための環境がなかったからなのです。違いますか?

環境に頼るなんて、弱い人がすることだ。偉人は自分で環境を変えられるだろう。なんて考える人もいるでしょう。これは間違いです。

偉人の周りには、必ず先輩の偉人がいます。そして、偉人の周りには偉人がたくさんいます。偉人も愚人しかいないところにい続けたら、愚人のようになっていきます。ですので、環境を変えることは弱いことだと信じるのは間違いですので、考えを改めましょう。


次回のブログから、英語ができるようになるための方法をお伝えしていきます。

まとめ

日本人が英語が苦手な理由には、①必要がなかった、②やり方が間違っていた、③受身だから、④だれも相手してくれないから、⑤だめな環境にいた、の5つがあります。


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