2013年3月3日日曜日

カシミールを60円で生き延びた私が経験してきた、もう二度と御免な危険極まりない海外体験集:始めに

海外旅行にまつわるいろんな大変だった話を聞いても、「自分は大丈夫だろう」「なんとかなるだろう」とくらいに思っている人は多いのではないかと思います。



私も留学・旅行中は、そのくらいに考えていました。

さらには、このブログで書いた「海外治安対策法①」「海外治安対策法②」のように、記事を2つもたっぷり書いているところを見ても、もしかしたらさぞかし最初から入念に準備をした上で、渡航し、何事もなく帰って来れたんだろうと思う人もいるかもしれません。

でも、まったくそんなことはありません。

今回のブログから、私の実体験を通して、 どれだけ海外生活に危険・詐欺が潜んでいるかをお伝えしていきたいと思います。私のこの記事を読んでいただければ、きっといままでにない緊張感で、海外旅行や海外留学をご検討いただけるのではないかと思います。

全体のボリュームが大変な量になったので、細かく分けて、毎日配信していきます。


■ぼったくりタクシー:インドにて■

南インドを旅行し始めて1週間ほどが経過していたときです。

すでに毎日限界近くインドの各観光地を回っていて、インドのリクショー(三輪タクシー)には1日に何度となく乗っていました。



インドではまだまだ一部都市を除いてメーターを使わないリクショーが主流でしたので、「何々に行きたいんだけど、いくら?」というように、毎回運賃を交渉して乗っていました。

リクショーの運転手がいい人っぽい人であれ、そうでない人であれ、相手の最初の言い値の半分まで下げてもらって乗っていました。

その時点では、「だいたいこんなもんか」と相場については思っていました。

旅をする中で、インドでは私のような日本人は目立ちますし、インド人はそもそもいろんなことに興味津々です。旅の途中で出会ったインド人たちは、私の行き先を聞いて、「ああ、あそこならだいたい~ルピーで行けるよ」なんて言ってくれるわけです。

その運賃が、私にとっての相場の半分くらい。「おかしいなあ。そんなに安くなるもんかな」と半信半疑な私も、その親切なインド人が交渉すると、本当にその「安い運賃」で乗せてくれるわけです。

それ以降、私も自分にとっての相場の半分くらいを目指して値切ると、確かに乗せてくれるリクショーもありました。また、メーターを使ってくれるリクショーでも、同じように「安く」なりました。

それまでは、数十ものリクショー運転手に、一様にぼったくられていたわけです。

対策:メーターを使ってくれるタクシーを探す。なければ現地の住人に相場を聞きだす。

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