観光名所ツアーのはずがお店ツアーに:インドにて
インドの観光名所では、街の主要な観光地に連れて行ってくれる即席リクショーツアーをしてくれるリクショー運転手がいたりします。
インドのコーチを旅行していたとき、そんなツアーをしてくれるというリクショー運転手を見つけたので、お願いしてみました。費用は、聞く限りでは一か所ずつリクショーを見つけて移動するよりも、ずっと安いようでした。
全部で6つの場所を回ることになりました。これだけ回ってこの運賃でいいの?ラッキー!!
ただ、回ってくれはするのですが、問題が1つありました。
それは、余計なお店に毎回連れ回されることでした。1つの観光地に行くと、次は2つ連続でお店に連れて行かれます。
これはお店ツアーか!?観光地回るんじゃなかったのか?そんな疑問ばかりが浮かんでくるわけです。
ケチな私は当然何一つ買いませんが、リクショーからお店に行くのを渋ると、こう言われました。
「せめてお店の中に入ってよ」
お店の中に入らないとリクショーを走らせてくれないわけです。渋々お店の入り口まで足を踏み入れた瞬間、リクショーに引き返すと、リクショー運転手がいません。
リクショー運転手は、お店の外のコミッション受取場で、客を連れてきたコミッション代をもらうべく、店員を待っています。
私は、彼がコミッション代を受け取るまで、リクショーでリクショー運転手をにらみつけながら待つのでした。これでは誰のためのツアーかさっぱりわかりません。
こ
のお店ツアーは、単なる一例でしかなく、約束したはずの行き先に連れて行ってくれない運転手は、インド中にいます。困ったことですが、リクショー運転手と
いうだけでは差別化が図れないため、運賃を下げて客を見つけ、余計なお店に連れて行ってコミッション代を稼ぐという手口が横行しています。
行き先も到着時間も思った通りに行かないので(運転手の都合に振り回されるので)、ときには運転手をぼこすかにしてやりたいくらいに腹が立ちます。でも、そこは自己管理で自分の感情を落ち着かせることが大事でしょうね。
対策⇒安すぎる運賃に注意。まとまったお金が必要なツアーなどの利用には注意し、できる限り細切れにリクショーを使い、リスク分散する。
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